斉藤富子のプロフィール

1970年  「とみあとりえ」 設立

        数々の建築パースの制作を手がけてまいりました。

        代表作

       ・清水市立総合病院           1986年

       ・中央工学校校舎            1987年

       ・YMCA会館             1989年

       ・多摩ニュータウン・コープタウン長池  1990年

       ・神奈川平和会館            1990年

       ・牧口平和会館             1992年

1985年  日本アーキテクチュラル・レンダラーズ協会会員となる

       〇ギャラリー池田美術(銀座)で個展

       「レンダリングによる建築美学を求めて」を開催

       〇埼玉県幸手老人福祉センターのコンペに出品パースを制作     

1987年  〇世界観ギャラリー(お茶の水)で「とみあとりえ展」を開催

       〇清水市立総合病院のパース作品を制作し多くの候補作から

        選出され建立する

       〇世界観ギャラリー(お茶の水)で「スケッチ展」を開催

 

2005年 「第10回記念メールカードコンテスト」に出品する

       "絆"  母 「佳作」に入選(主催:京都園部町役場)

2006年 上野の森美術館主催「第19回日本の自然を描く展」に出品

      「気品にあふれ咲く蓮華」初入選。        

2007年 上野の森美術館主催「第20回日本の自然を描く展」に出品 「如蓮華在水」入選。

2008年 上野の森美術館主催第21回日本の自然を描く展」に出品

      「白鷺・鯉が住んでいる川東村山市野火止用水」入選。

2009年 上野の森美術館主催第22回日本の自然を描く展」に出品 「如蓮華在水Ⅱ」入選。

2010年 上野の森美術館主催第23回日本の自然を描く展」に出品 

      「チューリップ 愛の告白」入選

2011年 上野の森美術館主催第24回日本の自然を描く展」に出品

      「あじさい 七変化」入選

      〇京王聖蹟桜ヶ丘「S.Cブリッジギャラリー」個展      

      「2011コスモス展」開催する

2012年 上野の森美術館主催第25回日本の自然を描く展」に出品

      「香りも高き白ゆりの花」入選。

      〇世界観ギャラリー(お茶の水)で「とみあとりえ展」を開催「東京駅」      

2013年 上野の森美術館主催「第26回日本の自然を描く展」に出品

       「夕映えのコスモス」入選。

      〇建築パースから絵画へ:吉祥寺エイシーズギャラリーでグループ展を開催。

2014年 上野の森美術館主催「第27回日本の自然を描く展」に出品

      「枯れハスとコサギ」入選。〇西日本展にも展示される。

2015年 上野の森美術館主催「第28回日本の自然を描く展」に出品

      「爽快に伸びゆく蓮の葉と花」入選。

2016年 上野の森美術館主催「第29回日本の自然を描く展」に出品「百花の王 牡丹」入選。

2017年 上野の森美術館主催「第30回日本の自然を描く展」に出品

      「北山公園に咲く花菖蒲」  入選。

2018年    上野の森美術館主催「第31回日本の自然を描く展」に出品

      「富士山とヤマユリ」  入選。

      〇「第10回越前大野感性はがき展」テーマ水で「土佐 仁淀川の滝」 佳作入選。

2019年 上野の森美術館主催「第32回 日本の自然を描く展」に出品「城とバラの花」  入選。 2020年 上野の森美術館主催「第33回日本の自然を描く展」 に出品

           京都府宇治市「三室戸寺・アジサイ園」入選。

 

 

上野の森美術館主催「日本の自然を描く展」に2006年から2020年まで15年連続で入選。 これからも私の表現を求めて、人と人の絆を育んでいける絵画を目指して描いて参ります。

第19回~第33回まで入賞した作品は、コスモス展「花の絵画Ⅰ」に掲載しましたので、ご覧ください。

下のリンク釦  を押していただければ、ご覧いただけます。

 

        




建築美学に魅せられて

 ケビン・ローチ(アメリカ建築家/フォード財団・ニューヨーク)の建築パース作品を見た時に、言い知れぬ感動がよぎり思わず手に筆を!

 新鮮な感動をそのまま表そうと丹精に模写したのです。松田平田坂本設計事務所に勤務していた義兄がキッカケとなった本をプレゼントしてくれたのです。アメリカ帰りでカルフォルニア大学を卒業して日本に帰国していたのです。私がパースの勉強をしていたので、これからはこういう絵が主流になると言うのです。「HELMUT NEW ARCHITECTURAL DRAWINGS」Ford Foundation Hoadquantens NewYork City 1965

模写作品を義兄に見てもらいましたら案外いい感じの表情でした。松田平田坂本設計事務所の評判の良いパース専門のハヤシスタジオを紹介して頂き、パースを習う為に入社して二年間勉強しました。

 退社してからは、作品を持って営業活動を始めました。その時代には新鮮な作品でしたので、気に入ってもらえて、クライアントが続々とつき独立する事が出来ました。1970年に「トミアトリエ」を開設。数多くの建築パースを手掛けてきました。

 絵画への憧れは子供の頃からありました。物心がつくと色鉛筆やクレヨンを手に、心に浮かんだイメージ・女優さん・花等を描いていました。「絵で生きていきたい」との思いは心の奥に秘められていたようです。「建築パースの作品を実現できる絵画を目指して」海外旅行・建築ツアー(新建築)に参加して有名建築を見て来ました。フランク・ロイド・ライト「落水荘」シカゴ・ケビン・ローチ 「フォード財団」ニューヨーク 等々見て来てから、又描いて作品に仕上げていました。池田美術(銀座画廊)で展覧会を1984年に開催しました。建築家の先生方に見に来て頂き、お褒めのお言葉を頂きました。

 建築パースとは、立体のもつイメージ空間を図面一式から作図して完成した時のすばらしさをクライアントに伝えていける絵画です。設計事務所に委託されてこそ成立するものです。日本画風のタッチで見る人に印象に残る絵を目指しています。クリエイティブな作業でしたが厳しくも楽しく仕事をしてきました。

 現在は ”日本の自然を描く展” 上野の森美術館主催の展覧会に出品しております。公募展にも縁のあるお誘いがあった会社に参加しております。